フリーキック

1987 セガ  (開発 日本システム)







ブロック崩しにアレンジを加えたゲームは多い。

定期的に各メーカーが出していたが、ヒット作と呼べる物はあまり無かった。

本作はサッカーが題材である。79年にタイトーがアメフトモチーフのブロック崩し

を出していたし、サッカー物もいつか出るとは思っていたが。

面白いとは言えずあまり稼働が無かった。難しすぎたのも原因。

元々ブロック崩し系は苦手で、これも3面がやっとだった。

どのゲーセンからもすぐに消えたので、意外なことに最長設置店はディズニーランド

内のスターケードだったんじゃないかと思う。

スターケードの担当はなぜこのゲームを選んだのだろう。

奥から2列目の右端にあったが、ほとんど誰も触っていなかった。

修学旅行生達も「何このゲーム、初めて見た!」とか騒いでるけど、やる人はいない

んだよね。夢の国に来てまでこんなゲームをやるのも寂しいとは思うが。


ゲーム画面。

一見普通のブロック崩しだが、キーパーにボールが渡ると、フォワードにパス→
シュートって連携をしてくる。
キーパー→フォワード→シュートもあるし、キーパー→フォワード→フォワード→
シュートと、サッカーさながらのプレイも見れる。
厄介なのは、敵同士のパスは選手をすり抜けることだ。
ブロック崩しの必勝パターン、上部に球を送り込めば安心ってのも通用しない。


2面。
俺はブロック崩しが苦手だ。
数あるブロック崩しの中でもフリーキックは特に難しくて、自己最高は4面
ぐらいだったと思う。


嫌な配置だよ。
こんなフォーメーションがあってたまるか。


コーヒータイム。

こんな調子で全64面もある。
1コインクリアした人はいるのだろうか。


たまにゴールすることもあって、その時は点が入る。