チャタンヤラクーシャンク

1992 ミッシェル







ストUが流行りだした頃に出てきた格闘ゲーム。

行きつけのゲーセンでは初代龍虎の拳と同じくらいの月に入荷した。

必殺技に人気があった時代なので、この作品は相当ショボく見えた。

クソゲー!クソゲー! と言ってプレイしたのは僅か3回程。

誰もやらないので入荷して1週間ぐらいで消えてしまった。



久しぶりにプレイしてみたら、あれっ、面白いかも?

最近の極悪コンボや派手な必殺技には飽き飽き(ついていけないとも言う)して

いたので、読みと間合いと駆け引きが重要なこのゲームが少し良く見えた。


操作方法は8方向レバー+2ボタン。

左ボタンが攻撃、右ボタンがジャンプ、同時押しで大攻撃。

ボタン2つだけど技は多彩。上段中段下段X前中後で違う技が出る。素晴らしい。




タイトル。

グラフィックデザイナーは転清(うたたきよし)氏。
素晴らしい絵を描くドット絵師だ。


当時は本当にクソゲーだと思っていたのだが、今見るとキャラの動きも本格的
だし、練られてるなぁって思うから不思議。歳とって感性変わったかな。

打撃でのダメージに加えて、「技あり」「一本」でLIFEゲージが減るのは
面白いシステム。
しかし。格闘ゲームなのに残機制なのだ!
わざと一本負けてスコア稼ぎとかそんな生ぬるい事は許されない。
常に真剣勝負であり油断は禁物。
クリーンヒット2発でLIFEゲージ全部無くなるから注意。


審判がなぜ歌舞伎役者風なのか全く意味不明。

ステージ移動の際にはなぜかこの歌舞伎審判も一緒に付いてくる。

どうやら主人公と歌舞伎審判はいつも行動を共にしているようだ。身内?

移動手段に使われるこの乗り物は舟かな。車輪が付いてるけど。


背景格好いい。

結局クリアはしてないよ。