俺と吉野家
吉野家は同業他社のM屋、S屋、Nかう、L亭よりは良いと思うのだが、最近めっきり行く回数が 減ってしまった。年1回ぐらいだろうか。 昔は結構行っていた。仕事中の昼休みにテイクアウトしたり、仲間とスロを打っているときに連れ昼 したり、なんと・・・飲みに使ったことさえもある。 終電が無くなり、まだ売れてなかった頃の斉藤●義さんと朝まで飲んだことがあるのだが、今は このような使い方はできないだろう。「アルコールは1人3本まで」「酒類販売は24時まで」って 決まりができたから。当時でもこんな客はどうかと思うけど。 昔は牛丼・卵・味噌汁・ビールぐらいしかメニューが無かったと思う。 今は豚丼とか鮭とか焼肉とか色々増えている。 BSE問題が発生したときはカレー丼なんてのもあった。1回試しに食べたのだがこれはおいしく なかったな。見た目給食風で味は給食以下。 吉野家で凄い光景に出くわしたことが何度かある。 御飯大盛りと卵を注文して、卵かけ御飯で食べている人がいた。 が、これは序の口。 御飯大盛りだけ頼んで、山盛り紅しょうがで食べてる人も見た。 特定地域では数回見かけたし、これは結構メジャーな食べ方なのかもしれない。 「つゆだく」を初めて知った時、本当はつゆあんまりいらないんだけど、通ぶりたいだけがために 「つゆだく」って言ってみたりしたな。 汁いっぱいの牛丼が出てきて、何だか雑炊みたいで気持ち悪かったので、それ以来ノーマルしか食べていない。 吉野家1号店は多くの人が知っている築地店である。 ここは他とちょっと違う。店員が選りすぐりのエリート正社員のみなので、接客や盛り付けのレベルが高い。(ように思う) 築地店限定の特注も数多くあるのだが、「つゆだく」で懲りているので、格好つけるのはやめておきたい。 ・つゆだくだく  つゆだくの更につゆが多いバージョン。(築地店以外でもやっている店舗有り)  もっと増やすとつゆだくだくだく? そんなに増やしたらまずいだろう。 ・ネギだく ネギだくだく  ネギを多く入れたもの。(築地店以外でもやっている店舗有り)  築地店では通常のを作った後にネギを追加で盛るので、ネギの分だけ得かもしれない。   一般店舗は盛るときにネギを選り分けているので相対的に肉が少なくなる。マニュアルの違いか? ・ネギ抜き  ネギを抜いたもの。嫌いな人っているからねぇ。 ・肉抜き  これは昔聞いたことがあるのだが、今調べてみたら存在が確認できなかった。  肉食べれないなら違うの注文しろって?  「ネギダケ」がこれにあたるのかもしれない。 ・つゆ抜き  これはつゆを減らす、もしくは完全に無くしたもの。  つゆだくよりは良いと思う。 ・かたネギ  あまり煮込まれていない硬いネギを入れてくれる。その逆もあり。 ・つめしろ  少し冷ました御飯で作ってくれる。  築地では急いで食べなくてはならない人が多いから、このような特注ができたらしい。  本当に「つめしろ」って言っているおじさんがいたよ。 ・あつしろ  こちらは炊き立ての御飯で作ってくれる。ない場合はレンジで加熱してくれるようだ。  目撃例無し。 ・とろだく  脂身多め。気持ち悪いがな。 ・とろ抜き  脂身少なめ。 どの特注も店員がひと手間かけなくてはいけないので大変そうだ。 特注ってのは常連のわがままなのであって、一見さんがやるべきものでは無いと思う。 符丁を使うのも抵抗を感じる。 そんな俺も、行きつけの蕎麦屋では特注をしまくっている。 通いつめた結果そうなったので、これは自然な流れだろう。 戻る