俺と週刊少年ジャンプ
ガキの頃ジャンプが流行した。 俺はこの時代、週刊漫画を読む習慣がなかったのだが、個別では好きな作品も いくつかあった。誰かしらが必ず学校に持ってくるので、読みたい部分だけ読ませて もらったりしたものだ。 面白い作品は続きが早く読みたい。そう思うのは人として当たり前だろう。 店も早く置けば売り上げアップにつながるので、個人経営のコンビニなんかでは フライングで売る所が多かった。 M町のM屋ってコンビニでは土曜の夜20:00に入荷して、そのまま売っていたし、 セブンイレブンなどの大手でも、買いたい旨を伝えると奥から出してくれる所があった。 今ではこのようなフライング販売を見掛けることが少なくなったと思う。 更に上を行くフライング販売 普通の店だと入荷の都合上土曜、頑張っても金曜発売が最速だが、自動販売機って形式 でもっと早い所があった。 下北沢の某所に何気なく置かれている古い自販機。 ここは何と水曜日発売! (たまに木曜) マガジン、サンデー、チャンピオンも全て5日前の昼に業者が入れに来る。 印刷所に近い人が私腹を肥やそうとしてこっそり始めたんだろうね。 自動販売機は横向きになっていて、ちょっと通り掛かったぐらいじゃわからないんだけど、 知っている人は知っていて、みんな水曜日に買いに来る。 K君が近くに住んでいたのでみんな頼んでいたな。K君は学校来るときにいつも5冊以上 持ってきて重そうだったよ。 これは学生時代の話であり、その自販機は既に無くなっている。 更に更に上を行くフライング 仕事でKって製本所にたまに行ってたんだけど、ここはジャンプも印刷していた。 刷り上るのは火曜日。 ここではみんな休み時間に刷り上ったばかりのジャンプその他を読んでいる。製本所に 勤める利点はこれだな。 俺もたまに従業員から貰ってたけど、表紙は無いし一色の部分ごとに分かれてるし、外で 他の人間に見られたらすぐバレて問題になるだろうな、と思った。 これも結構前の話。 今では管理が厳しくなって持ち出し厳禁になっているかもしれない。 これ以上のフライングは無さそうなので、印刷所、製本所が最速だろう。 編集部や作家の所に行くってのは無しで。 ジャンプで好きだった作品 ◆男一匹ガキ大将  本宮ひろ志  本宮ひろ志の漫画は基本嫌いなんだが、これだけ好き。 ◆すすめ!!パイレーツ  江口寿史  野球ギャグ漫画。ギャグのレベルは高いと思う。 ◆キン肉マン  ゆでたまご  バッファローマンが出てくるぐらいまでは面白かった。  それ以降は冷めてしまい、読まなくなってしまった。 ◆こちら葛飾区亀有公園前派出所  秋本治  一番好きな作品。全巻揃えようと何度も試みたが、その都度挫折している。  最高で60巻ぐらいまで集めたが、なぜかダブって買ってしまうことが多いし、  全部捨ててまた集め直したりとか、意味分からないことをやっている。  連載が終わったら全巻まとめて買いたい。 ◆ウイングマン  桂正和  この人の恋愛漫画は読むと恥ずかしくなってくる。そこが良いのだが。 ◆ついでにとんちんかん  えんどコイチ  周りで小ブームになった。死神くんも。 嫌いだった作品 ◆銀牙-流れ星 銀  高橋よしひろ  犬なのに喋るしシリアスだし。 ◆キャプテン翼  高橋陽一  サッカー漫画はあまり好きじゃなかった。 ◆北斗の拳  武論尊・原哲夫  なぜか好きじゃなかった。 ◆魁!!男塾  宮下あきら  絵が汚くてギスギスしていたから。 ◆ジョジョの奇妙な冒険  人気のある作品はほとんど嫌いだったみたい・・・ これ以降の90年代の作品は全く知らない。 あっ、「珍遊記」と「まんゆうき」と「マキバオー」はなぜか知っている。 戻る