俺と洞窟
ここ半年ぐらい胃の調子がどうも良いとは言えなかった。 ストレスには弱いし、酒、油物、大盛りも調子が悪くなる。 ストレスの無い生活を長年送っていたせいで、逆にストレスに対する耐性が 無くなってしまったのかもしれない。 じわじわするような、若干痛いような、何とも言えない不快感。 これはもしかして胃ガンなんじゃないか。 心配性の俺は真っ先に疑った。 胃ガンになると、黒いウンコが出て、貧血になり、体重が減るそうだ。 それらの症状は出てないけど、こんなに長期間不調なのはおかしいってば。 俺は胃カメラの予約を入れることにした。 年末に予約して、やるのは1月の6日。 周りの人間は胃カメラ経験者の方が多いし、 〜 胃カメラ前日は22時以降食事禁止。当日は7時以降水分も禁止だった。 忘れるといけないので張り紙をPCに。 内視鏡検査室に入ると、前回と同じパチスロ好きの看護師(女性)が待っていた。 カメラ操作以外の準備などはこの人がやるようだ。 胃カメラは鼻か口かのどちらかを選択できる。 鼻が苦しくないとみんな言うので鼻を選択。苦しいの嫌い。 少量のバリウムを飲まされる。初めて飲んだけど結構うまいような? んでベッドに横たわり、鼻から麻酔液を入れる。 緊張しないようにと色々話しかけてくれる。 「私はね、スロット打つ時は昼御飯食べないの。胃に良くないんだけどね。」 そうなんだ。俺はどんな設定や残りG数でも必ず食べるので、医療系の仕事をして いる人が昼食べないのは意外に思った。 続いて変な棒を入れられた。これは何で入れるのか不明。 しばらくして医師登場。 登場して早速挿入。前戯とか無いんだな。 無理矢理挿入とか痛いってば。やめてやめて〜ゴホゴホ! くるちぃ! おえ〜っ、ゴホゴホ! ゲホゲホ! 看護師が「つば飲み込むと咽るからここのティッシュに出してね。」と。 そういうのは先に言って欲しかった。 足元にスクリーンがあるんだけど角度的に見れないし、見える所にあっても見る 余裕無さそう。 奥の十二指腸まで入れる時は苦しかったが、そこからだんだん抜いて行く時は楽だった。 は〜終わった。 とりあえずもうやりたくないけど、何回かやれば慣れるのかもしれないなぁ。 別室で医師からの説明。 左上が入口の所 右上が胃のひだ 左下が十二指腸 右下が胃 胃ガンでも胃潰瘍でもない。ちょっと画像にムラがあるので慢性胃炎かな。 そんな診断だった。 とりあえずガンじゃなかったようだ。 薬を3種類出して貰った。 全部で5000円ぐらいだった。 検査後1時間は飲食禁止ってことだが、何時間経っても喉の異物感消えず。 4日ぐらい残る人もいるみたいなので安心して過ごした所、6日後の夜ぐらいに異物感 は完全に消えた。ほっ。 戻る