俺とクリスマス
時代とともにクリスマスの過ごし方は変わる。 アメリカでは家族で楽しく過ごすようなイメージがある。 株の世界でもクリスマスの時期になると参加者が激減する。 このクリスマス休暇が結構長いので、海外でのクリスマ スは日本よりも重要なものなのだと思われる。 日本も昔は家族で過ごす家庭が多かった。 うちも12月になると庭に生えているもみの木を引っこ抜 いて屋内に移し、飾り付けをやったものだ。 で、イチゴの乗ったケーキを食べて、朝起きると枕元に はサンタさんからのプレゼントが、みたいな。 これが一般的な昭和のクリスマスだろう。 80年代後半になると、クリスマスは恋人と過ごすものに なった。 ホテルのスイートを予約して、高いフレンチやイタリア ンを食べて、ティファニーのオープンハートをプレゼン トする。右へ倣えでみんなこれだったと思う。 レストランとホテルは半年前から予約するのが普通だっ ただろう。 2000年頃はどうだったか。 恋人と過ごすのは変わらないが、家で何か作って食べる のが多かったんじゃないかな。 俺もこの頃は良く鶏を焼いていた。 2010年を過ぎると人類は草食化した。 所得の低下も関係があるかもしれない。 おそらく1人で過ごす人が多くなったと思う。 若い世代は特に。 もうね、クリスマスなんて無くなってもいいもんね。 別に楽しくないよ! 戻る